和食の料理人になるには?
query_builder
2022/08/01
コラム
料亭や割烹など様々な場所で活躍する和食料理人。
料理もさながら、おもてなしの丁寧さも素敵ですよね。
そんな和食や日本料理の料理人にはどのようにしてなるのでしょうか。
ここでは、和食料理人になるのに必要な資格など紹介していきます。
▼和食料理人とは
土地の食材や四季折々の食材を生かした料理を作り、盛り付けや器などにもこだわり調理を行う人の事です。
味に加え、見た目も美しく仕上げます。
他にも、板前などと呼ばれます。
▼資格は必要?
資格は、料理を行うのでもちろん『調理師免許』が必要です。
しかし、お店によっても違うのですが免許を持っていなくても見習いから始め、のちに取得する場合もあります。
■調理師免許を取得するには?
調理師免許を取るためには、調理師の養成機関を卒業しなければなりません。
厚生労働省の指定を受けた調理師養成施設を卒業すると、受験せずに取得が可能です。
学校には行かない場合は、実務経験を2年以上積んでから調理師試験を受験できます。
正社員で働いている人、週四日以上で6時間以上勤務していることが条件です。
▼和食料理人になるためには?
和食料理人では、免許の有無にかかわらず下済みから一人前になるまで板前としての流れがあります。
■追い出し、下済み
主に洗い物、野菜などの下処理。
■八寸場、盛り付け
器に盛り付ける作業。
■焼き場、揚げ場
焼き台や炭火を使った加熱調理など。
■煮方、蒸し場
料理の味付けも決めるポジション。
■板場
刺身など、客前での切り付けなどを行う。
こういった下積みは一人前になるまで10年ほどかかります。
調理法だけでなく、作法やもてなしもこの中で培われていくのです。
▼まとめ
和食の料理人は、美味しい料理だけでなく楽しい時間も提供するのが仕事です。
和食を召し上がる時には、ぜひ一品一品精魂込めた料理をぜひ楽しんでみて下さい。