箸の種類について
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2022/05/03
コラム
毎日食事の際に使用するお箸ですが、様々な種類があるのをご存知でしょうか?
本記事では、以外と知らない箸の種類についてご紹介していきます。
▼箸の種類
普段何気なく使用している箸ですがどのようなものがあるのでしょうか?
種類と共にその概要も解説していきます。
■元禄箸
最もポピュラーな箸です。主に、わりばしとして使用されており、持ち手上部が四角く削られているのが最大の特徴です。
上部から箸の先まで切れ目があり四角い形状をしているため、食べ物をつかみやすいメリットがあります。
■利久箸
利久箸は、千利休が好んで使用した箸です。
箸の中央に膨らみがあり、底から箸上部、下部に向けて細く作られており、主に懐石料理に用いられます。
■青竹箸
美しい竹の緑色が特徴なのが、青竹箸です。
懐石料理の焼きものを取り分ける際に使用されます。
見た目の華やかさから、祝い善などで重宝しますよ。
■天削箸
箸の上部を斜めに削ぎ落としたような形状をしています。
大正の初め頃に開発され、高級料亭をはじめ、ご家庭での「おもてなし」で使用されるのが一般的です。
■塗り箸
漆を施した箸です。漆と一言で言っても、木の樹液しか使用していない「本漆」から、合成樹脂を加えた「合成漆」など様々な種類があります。
地域によっても多種多様な特色があり、シンプルなものから箔押しした華やかなものなどがありますよ。
▼まとめ
箸の種類について紹介してきました。
毎日使用している箸ですが色んなものがありますよね。
箸は、種類だけでなく、原料となる素材にも様々なものがあります。
お正月のお食事やお客様をおもてなしする際に合わせて、箸を使い分けてみるのはいかがでしょうか。