和食の基本の配膳方法
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2022/03/01
コラム
和食の正しい配膳方法をご存知ですか?
今回は、和食の基本や配膳の基本についてご紹介します。
▼和食の基本について
和食の基本は「一汁三菜」と言われています。
「一汁三菜」とは、ご飯に汁もの、主菜、副菜、副々菜による組み合わせのことです。
・汁物
・主菜(焼き魚・お刺身・肉料理など)
・副菜(煮物など)
・副々菜(酢の物や和え物)
▼和食の基本の配膳
和食の基本の配膳についてご紹介します。
■お茶碗と汁物
日本は右利き文化なので、右手でお箸を持った時に食べやすい並べ方になっています。
お茶碗が左手前で汁椀が右手前になるように置きます。
左右逆に置くと仏壇へのお供えになってしまうので注意しましょう。
■三菜
おかずはお茶碗と汁椀の奥に置きますが、左から副菜、副々菜、主菜と並べます。
お箸は、持ち手が右側になるように置き箸置きを使用しましょう。
■お漬物や梅干し
お漬物や梅干しは三菜に含まれないので、配膳する際に迷ってしまいがちですがご飯と汁物の間、真ん中に置きます。
▼知っておくと良い豆知識
いくつか知っておくと良い豆知識をご紹介します。
■おや屋醤油さしは右奥に
お茶や醤油さしなどの料理に含まれないものは、右奥に置きます。
右奥は食卓の中でも「下位」の位置になりますが、手に取りやすい場所でもあるため気軽に手を伸ばすことができます。
■魚を置く向き
尾頭付きの魚は頭を左にして置きます。食べ方のマナーとしては頭の方から尾に向けて食べてるのが基本です。
■ご飯を左に理由
日本は、左側に重要なものを配置するという「左上位」が伝統です。
主食であるご飯は最も大切な食材であったため左に配膳されるようになったそうです。
▼まとめ
和食の配膳の基本をご紹介しました。
和食の配膳方法を知って置けば美味しい料理の見栄えも良くなりますし自信を持つことができます。