和食の種類はどんなものがある?
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2021/12/01
コラム
和食には種類がいくつかあるってご存じですか?
実は、和食は4種類もの種類があります。
和食の起源は「本膳料理」であると考えられており、室町時代に武家のもてなしとして出されたものがはじまりと言われています。
ここでは、和食の種類についてご紹介したいと思います。
▼和食の種類
和食の種類は「本膳料理」「懐石料理」「会席料理」「精進料理」の4種類があります。
それぞれの料理の特徴について以下に見ていきましょう。
■本膳料理
基本的な形式は一汁三菜であり、一汁とは汁物を一つという意味で三菜はなます、荷物、焼き物の三つです。
これに加えてごはんと香の物がついた形式ですが、一汁三菜の中には含まれません。
これらを脚のついた膳にのせて提供するものが本膳料理と言われています。
■懐石料理
茶席の前に食べる質素な食事のことで、初めに少量のごはんや吸い物が提供されます。
基本の形式は本膳料理と同じく一汁三菜ですが、懐石料理では折敷という脚のない膳に料理を載せます。
懐石料理には三大原則があり、①旬の食材を使用する②素材を生かす③おもてなしの心を大切にするという3つを元に作られています。
■会席料理
お酒と共に楽しめる料理で、見た目がとにかく華やかです。
同じ読みの懐石料理ほどの厳格な決まりはありません。
基本は同じく一汁三菜ですが、一汁は吸い物、三菜に刺身、焼き物、煮物が基本となっています。
それにお通しや揚げ物、酢の物が加えられ、最後にはごはんとお味噌汁、香の物が提供されています。
■精進料理
懐石・会席料理はもてなしを考えた料理なのに対し、精進料理は修行僧が食べていた料理で仏教の教えに基づいた厳しい戒律の基に作られています。
使用してはいけない食材がいくつかあり、肉や魚の使用は禁止されています。
その代わりに、大豆や野菜、穀物、果実や木の実等を使用しています。
▼まとめ
今回は和食の種類についてご紹介しました。
日本人であれば、和食の種類について知っておくといいかもしれません。
是非、参考にしてみて下さいね。